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カメルーン国 カメルーン・コンゴ盆地森林・自然環境保全に係る情報収集・確認調査

事業期間

2014年7月~2015年1月(7ヶ月間)

事業形態

JICA調査事業(情報収集・確認調査)


目標

カメルーン・コンゴ盆地森林・自然環境保全に係る情報収集・確認調査(森林保全)は、カメルーン国において、これまでのCOMIFAC事務局への専門家派遣や環境プログラム無償資金協力及び実施中のFOSASの成果や教訓も踏まえ、またCOMIFACプロジェクトとの相乗効果を勘案しつつ、カメルーンの森林保全・生物多様性保全分野におけるJICAの貢献を検討するため、同分野のカメルーンの政策・制度及びその実施状況、実施体制及び現地リソース、他ドナーの活動状況、活用しうる日本の知見等について情報収集を行ったものである。


活動内容

主な調査内容
・カメルーンにおける森林保全・生物多様性保全の現状
-森林の概況
-中央・地方・現場レベルでの案件実施体制
(環境省、森林・野生生物省、森林・林業政策、森林・林業にかかる法令、研究機関及び教育機関、国立公園、中央と地方(州)の関係)
-他ドナーの活動
(IUCN、WWF 、ICRAF、UNDP、GIZ、AFD/CD 2 ProPSFE、FOSAS等)
・森林保全分野の課題
-森林管理体制及び現状の課題
-REDD+の国内実施体制・法制度           
-REDD+の国家戦略整備状況、今後の計画
-REDD+の他ドナー協力状況
・生物多様性保全分野の課題
-保護区管理体制及び現状の課題
-ABSの国内実施体制・法制度
-ABSの国家戦略整備状況
-カメルーンの遺伝資源に関心のある日系企業の情報
・JICAの協力可能性案、長期的展望、人的資源等、留意事項
-JICAの協力可能性案、長期的展望
-人的資源等
-その他得られた情報




担当者から

コンゴ盆地に広がる森林は、アマゾンに次ぐ世界第2の森林面積(約370万km2)を誇る熱帯林であり、生物多様性の宝庫ともなっています。
一方で、人口の増加に伴う地域住民の過剰利用による森林減少や違法伐採による森林劣化等により、森林減少率は0.09%/年(1990-2000)から0.17%/年(2000-2005)(世銀2013)へと悪化しており、生物多様性保全や気候変動対策の観点から森林保全の重要性が高まっています。
本調査では、カメルーンの森林保全・生物多様性保全分野におけるJICAの貢献を検討するため、同分野のカメルーンの政策・制度及びその実施状況、実施体制及び現地リソース、他ドナーの活動状況、活用しうる日本の知見等について情報を収集しました。
本件調査の結果を基に、2017年度よりJICA技術協力プロジェクト「カメルーン国持続的森林エコシステム管理能力強化プロジェクト(仮称)」が開始される予定となっています。本技プロの実施によってカメルーンのみならずコンゴ盆地全体の森林保全、持続的な利用管理の確立が望まれます。



ICRAFプロジェクトが支援した個人苗畑での調査
南部州でゴリラによる農作物被害を調べる森林レンジャー
ガボン国境にあるマーケット。NTFPsが沢山売られている。